「誠実」「謙虚」「感謝」の心で
幸せと喜びをお届けすること。
代表取締役 社長執行役員 野崎 正博
一正グループは、「人生はやまびこである 正しきことは正しく報われる」という創業者 野崎正平の信念を受け継ぎ、「誠実」「謙虚」「感謝」の心ですべての方に幸せと喜びをお届けすることを使命と考えています。一方で、現在の事業を取り巻く環境は、少子高齢化の進展による国内市場の長期的縮小、気候変動の顕在化に伴う海洋資源・森林資源への影響、季節変動による消費者ニーズの変化等のリスクが年々高まっていることに加え、新型コロナウイルス感染症のパンデミック等の新たなリスクへの備えも必要な状況となっています。
私たちは食品メーカーとして、食の安全・安心を通じて豊かな食生活と健康寿命を支えるとともに、“ほんとうのおいしさ”と新たな価値の創造を目指した技術や機能性の開発・向上を進めていきます。また、一正グループの事業は「海の命」「山の命」の上に成り立っていることもあり、2021年7月に持続可能な社会の実現への貢献と企業価値向上の両立を目指した「ESG経営宣言」を制定しました。気候変動をはじめとした様々な環境・社会課題に、ステークホルダーの皆さまと連携して取り組んでいきます。
2021年度から「ICHIMASA30ビジョン」First Stage 第二次中期経営計画(2021-2025年度)をスタートしました。第二次中期経営計画は、ESG経営をベースに置くとともに5つの重要戦略を掲げており、人と企業が互いに成長し合うことにより持続的成長を図る「変革と創造」、強みを活かした攻めの戦略で圧倒的な国内基盤の構築を目指す「選択と集中」、第三の柱として新たな成長を後押しする「新規事業への取組み」、そしてこれらを支える「デジタルトランスフォーメーション」「アライアンス」を推進します。2026年度からのSecond Stage「成長の10年」につながる「成長軌道への5年」として新たな価値の創造と強固な基盤構築を目指します。