SDGsへの取組み
一正グループは、持続可能な社会の実現を目標とするSDGs(※)達成のため、経営理念に基づいた事業を通じて、ステークホルダーの皆さまとのアライアンスのもとで社会のサステナブルな課題の解決に取り組んでいます。
(※)2015年、国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」。
2030年までの国際目標であり、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。
一正蒲鉾株式会社 ESG経営宣言
当社は、2021年7月に全従業員の考え方・行動の基本となる「一正蒲鉾株式会社 ESG経営宣言」を制定しました。SDGsに示されている環境・社会をはじめとするサステナビリティ課題の解決への取組みとして、企業戦略にESGの視点を導入することで企業価値の向上をめざします。
一正蒲鉾株式会社 ESG経営宣言
当社は「人生はやまびこである 正しきことは正しく報われる」という創業者 野崎正平の信念を
受け継ぎ、環境・社会の課題解決に取り組み、「持続可能な社会の実現への貢献と企業価値向上を
両立する」ESG経営を推進します。
当社成長の源泉は「人」にあります。 すべての従業員が活き活きと働き、成長し、幸せで豊かな、充実した生活を送れるように、可能な限りの支援を行います。 また、多様な人財を活かし、さまざまな考え方、経験、能力を尊重し、認め合う組織風土をつくります。
当社は、安全・安心を通じて豊かな食生活と健康寿命を力強く支えます。 そのために、強固な食品安全マネジメントシステムを構築し、サプライチェーン全体で安全・安心な商品をお届けします。 創業以来、当社は“ほんとうのおいしさ”を追求し続けています。また、新しい価値の創造を目指した新たな機能性の追求や製造技術の継続的な向上により、食の楽しさや豊かさをお届けします。
当社は、「海の恵み」「山の恵み」から商品を創り、お届けします。 持続可能な環境・社会の実現に貢献するため、いつまでも「海の命」「山の命」を大切にし、サプライチェーン全体で省資源や廃棄資源の削減・再利用を含めた有効活用に取り組みます。
当社は、温室効果ガス排出削減のために、全社で省エネルギー活動に取り組み、再生可能エネルギーや新技術を含めた適切なインフラ技術の導入を行うとともに、サプライチェーンとの協働により、あらゆる場所、あらゆる機会でエネルギー効率を高めます。
当社のみで解決できる課題は限られています。 創業以来築き上げた信頼の絆のもと、すべてのステークホルダーの皆さまと協働し、持続可能な環境と社会の実現に向けた環境経営に努め、課題解決に取り組みます。
当社は、健全な企業運営に努め、常に適切に、透明性の高い情報開示を行い、すべてのステークホルダーの皆さまとの信頼の絆を強くします。
2021年7月1日
一正蒲鉾株式会社
代表取締役 野崎 正博
サステナビリティ推進体制
一正グループは、サステナビリティの推進を重要な経営課題とし、経営会議の下部組織として、社長執行役員を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しています。
「サステナビリティ委員会」で審議・決定した内容は、定期的に取締役会に報告される仕組みになっており、グループ全体でサステナビリティを推進する体制を構築しています。
また、自然災害等への危機管理を含めたBCP(事業継続計画)をサステナビリティの重要な項目と認識し、「リスク管理委員会」と綿密に連携を図る体制としています。
ESG課題特定のプロセス
一正グループは、国連がSDGsを採択した2015年の翌年より、SDGsへの貢献の検討や、SDGs意識した経営体制への着手などの取組みをスタートさせました。
この取組みをバックキャスティング・アプローチで推進するため、まず幹部社員層に対し、「自社の事業活動における重要度」と「社会にとっての重要度」の2軸でマテリアリティ候補(28項目)を採点するアンケートを行い、当社グループの取り組むべき環境・社会課題のマテリアリティ・マップを作成しました。続いて、従業員を中心としたSDGsワークショップを実施し、環境・社会に関する現在の課題・ありたい姿をリストアップしました。この2つの結果をもとにESG推進室(現ESG推進部)でマテリアリティの素案を作成し、経営会議でのマテリアリティ特定に繋げてきました。
一正蒲鉾が取り組むべきESG課題
一正グループは、特定されたESG課題(重点課題)の解決に向け、取組テーマと取組内容を中期経営計画に織り込んでいます。(下表は2021-2026中期経営計画)
重点テーマと取組内容については、当社を取り巻く環境の変化に応じて適時、適切な改定を加えていきます。
この表はスクロールできます
重要課題 | 重点テーマ | 貢献する SDGs項目 |
取組内容 |
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ES向上 人財育成 |
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食の安全・安心 新たな食の 価値の提供 |
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地球温暖化 抑制対応 |
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資源の 有効活用 |
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社内外との協働 |
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